全部都合のいい妄想のようなもの


このブログは私にとって全てが都合よく納得できるように考えていた妄想の話です。

 

 

もしも、私達が知るずっと前から悠稀くんが新しい夢に出会えていたとしたら。

 

 

もしも、Black M!LKでアルバムを出す前に悠稀くんが新しい夢を追いかけたい、という話を周りの大人に話していたとしたら。

 

 

ここまで綺麗な終わり方を描くことができたM!LKを取り巻く環境が、あまりにも完璧で優しくて所構わず泣きそうになる。

 

 

卒業が決まった後の特典会はM!LK側から口を開くことができないので、混乱を招くようなレポや憶測が飛び交うことは一切なく、ただひたすらにファン側は今の気持ちをメンバーに伝えることしかできなかった。

 

卒業前最後の特典会ならもっと沢山買っておけばよかった、悠稀くんとのツーショットも申し込みをすればよかった、後悔なんていくらしてもしきれないけど悠稀くんとツーショットを撮りたい、と常日頃から思っている人は基本的に特典会に参加が出来ているんだからそれでよかったのかもしれない。

 

「直接会話が出来る特典会」というのはきっとファンが想像以上にタレント側は大変で精神的に疲弊すると思う。知らないけど。


悠稀くんは私が過去に出会ったアイドルの中で群を抜いてファンが求めている会話が出来る人だと思う。

どんなときでもファンの気持ちを汲むのが上手くて、欲しい表情や欲しい言葉をかけることができるお手本のようなアイドル、それが悠稀くんだった。
だからこそ、もし最後の特典会がいつものように会話が出来る特典会だとしたら悠稀くんの精神はとんでもなくすり減ってしまっていたと思う。だって悠稀くんはファンからやめないでって言われる度に何回も「ごめんね」って言うでしょう?

 

最後のライブがBlack M!LKだったことも正直初めはどうして?という気持ちでいっぱいだったたけれどファンの前ではあえて悠稀くんが一言も話さないことでもしかすると悠稀くんや、メンバーは最後まで只々カッコいいライブをやり切れたのかもしれない。

どちらというと可愛いが売りだったM!LKがこんなにカッコいいライブを出来たんだもん、本当すごいよ。可愛くてカッコいい変幻自在がM!LKだもんね。

いつだってとびきり可愛い悠稀くんはBlackになった途端可愛いなんて言葉を思い出す暇もないくらいひたすらにカッコよくて、誰よりも変幻自在な男の子だったなってやっぱりとっても悲しくなった。

 

最後に5人のM!LKを見たのが"Black M!LKのライブを見た人だけ"ではなくて"LINE LIVEを見た全世界の人"なんてあまりにも粋な演出過ぎて今まで散々運営やらなんやらに文句言ってごめんなさいって罪悪感でいっぱいになった。

 

"行けません"も、"外れました"も、ないライブ。これから先ファンになった人もみんなが同じように共有できる5人のM!LK最後のライブ。ファンの歓声もコールもいつもなら一面に広がるペンライトも一切ない『5人だけ』の最後のライブ。

 

きっとファンがいたらあんな風に5人が思いっきり大泣きできるようなライブじゃなかったと思うんだ。

 

みんなとってもファン思いで、すごくファンを気にかけてくれるから。あんなに顔がぐしゃぐしゃになって、歌詞もダンスもいっぱいいっぱいになって感情丸出しでライブをすることはなかったんじゃないのかな。

 

ファンの前では一番涙を見せない仁人くんが顔を覆ってしまうくらい大泣きすることも、常に元気で周りのことを誰よりも気にかける佐野くんが自分のパートが歌えなくなってしまうくらい大泣きすることも、誰よりもステージの上から空気を読んでファンを盛り上げてくれる太智くんが泣きながら悠稀くんとハグをすることも、もしかしたら出来なかったかもしれない。

 

わたしは瑞生くんのファンなのでやっぱり瑞生くんの涙が一番印象に残っていて、瑞生くんが目元を覆うように涙を流したとき胸が締め付けられるように苦しくて悲しくてでも何故かすごく好きだな、と思った。

 

瑞生くんの涙はとても綺麗で魅力的だと思っていたけれど今日の涙は今までとは比べ物にならないくらい美しかった。自己紹介の時からずっと右側ばかり気にしていて、自分のソロパートをすっ飛ばしかけて溢れる涙を拭った瑞生くんは優しくてカッコよくて心が綺麗な私が大好きな瑞生くんでこの姿が見れて本当に良かったと思わずにはいられなかった。

変な話だけど"悠稀くんの卒業"という一連の流れを経て、今まで以上にM!LKと瑞生くんが大好きになってしまった。

 

 

私が好きになった未完成で不完全だけど全力でキラキているM!LKがぎゅっと凝縮されていた最高のライブだった。メンバーの中で一番と言っても過言ではないくらいM!LKに貢献してきた悠稀くんのはなむけにはこれ以上ないんじゃないかと思えるくらい5人の優しさと暖かさでいっぱいの最高のライブだった。

 

本当に最後に5人でLINE LIVEをするという決断をしてくれたメンバーと周りの大人たちに感謝の気持ちでいっぱいだよ。

 

こんなにもみんなに愛されて、しっかりと4人から背中を押されて卒業した悠稀くんの未来が明るくないはずがない。M!LKの4人は変わらずにこれからも上のステージとキラキラした夢を叶えていくと思うから、どうか同じように悠稀くんの描いた夢が全て現実になりますように。

 

そしていつかまたM!LKのライブにも遊びにきてね。4人もみ!るきーずもみんな悠稀くんのことが大好きだからさ。

 

あとね、私はどうしようもなく瑞生くんと悠稀くんの優しくて陽だまりみたいに暖かい空気が大好きだから多分これからも悠稀くんのことを思い出してなんでいないんだろうって悲しい気持ちになってしまうこともあるかもしれないけれどそれだけはこっそりやるから許してね。

 

悠稀くん、ただの一度もM!LKのライブを休まず、ずっと全力でM!LKとみ!るきーずに向き合ってくれてありがとう。瑞生くんのよくわからないギャグにいつも笑ってくれてありがとう。3人が受験に集中しているときも仁人くんと2人でM!LKを守ってくれてありがとう。メンバーの中で誰よりも沢山ブログを更新してくれてありがとう。高校生なのに毎週のように東京や全国各地のイベントに参加してくれてありがとう。

 

そして何よりもmiruku!を作ってくれてありがとう。私もさ、みんなで笑った日々をいつまでも忘れないし当たり前だった5人の時間をいつも、いつまでも大切にするよ。

 

 

これからのM!LKと山﨑悠稀くんの未来が幸多からんことを全力で祈っています。

 


悠稀くん、本当にありがとう。お疲れ様でした。